ママコは傷が乾いて触っても大丈夫になってから検証を始めた。
傷に入ってしまった泥などをほじくりながら彼女はパパコに話しかける。
ママコ「ねー傷口なんだけど、変よやっぱり。これブロが噛んだらこんな鈎<型にはならないでしょう。。」「私、ブロは踏まれてギャッと言ったわけでしょ。その後、噛んだ瞬間あったかなって?」「それよりも、考えられるのはビックリして逃げちゃったんじゃないかしら??」「その時に、後ろ足がたまたま私の親指を引っ掛けちゃった形になったんじゃないかしら??」
パパコ 「ジャ、無罪放免なのね。」
ふうううん、ジャ、僕は罪猫だったわけかあ??
ママコ 「そう、無罪のブロちゃん。でもさあ、彼の怖がってる顔、眼に見えるようなの。ぶふふ。」
パパコ 「チキン・ブロ チキン・ブロ」
チキンとはアメリカ語で「腰抜け」と言う意味。
ママコ 「チキン・ブロ チキン・ブロ」
ママコ 「待ってる時は尻尾は外でまっていて、驚くとと、まずギャッと腰抜かす。そうすると後ろ足は地面と平行になる。それで平行のまま空中を弧をかくようにする。そのときがりっと私の足に突き刺さってしまったのではと思うわけ。つまり、腰抜かして逃げたのよ。」
パパコ 「いかんなあ、それは。敵には向かっていかないと。」
ふうううん、ジャ、僕は腰抜けなわけね。。。
僕は噛んだと思うよ。だって血の味したモン。
でも、内緒にしておこう。怖がらせると猫缶もらえないかもしれないし。。ニームで買ってくれたのは3ユーロぐらいで凄く美味いんだ。血の味しってるだけじゃないよ。僕はグルメ。
それにしてもチキン・ブロとはひどいなあ。僕は腰抜けではないんだぞ。かつて3匹の外飼い猫に気合だけで勝った経験もあるぞ。みな、ごめんなすってって逃げちゃったもん。
こんな寝方してるとなめられるのかもね。
と考えながら こくん こくんと寝てしまった僕でありました。やばい。。また写真撮られる。
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