vendredi 28 septembre 2012

恵美ちゃんへの手紙

恵美ちゃん元気?

僕は元気。

よいしょっと。

このとうり。元気です。

恵美ちゃんが帰ってつまらないなあ。。僕。
いろいろ遊んでもらったし、ご飯もくれたりして、恵美ちゃんはほんとに優しかった。
僕は夜恵美ちゃんとばかり寝ていたね。
キスもいっぱいしたし、
いっぱい顔なめちゃったし、
恵美ちゃん大好きだよ。

恵美ちゃんはどこ行ってしまったのかと探したりしたの。そういえば、写真もいっしょに撮ったのないもんね。なんだかさびしいよ僕は。


匂いをかいでも、どこからも恵美ちゃんの臭いがしなくてね。。。



ねえ、パパコ~、恵美ちゃんどこにいったのさ???


日本ってとこ。。って。。。
ねえ、ママコ~、恵美ちゃんが行った日本ってどこ~???


「こっちの方向かな~恵美ちゃん飛んでいったのは。」ってママコが窓から見せてくれた。
僕と君の間には、空があるのかあ。。

ママコが、恵美ちゃんはまた来るよと言う。

ねえ、恵美ちゃん、何日寝ていたら恵美ちゃんに会えるのかなあ。


また来てね。早く来てね。僕待ってます。
また来てね。早く来てね。僕待ってます。
また来てね。早く来てね。僕待ってます。
僕おじいさんだから早く来てね。僕待ってます。

samedi 22 septembre 2012

裁判


ママコは傷が乾いて触っても大丈夫になってから検証を始めた。

傷に入ってしまった泥などをほじくりながら彼女はパパコに話しかける。

ママコ「ねー傷口なんだけど、変よやっぱり。これブロが噛んだらこんな鈎<型にはならないでしょう。。」「私、ブロは踏まれてギャッと言ったわけでしょ。その後、噛んだ瞬間あったかなって?」「それよりも、考えられるのはビックリして逃げちゃったんじゃないかしら??」「その時に、後ろ足がたまたま私の親指を引っ掛けちゃった形になったんじゃないかしら??」

パパコ 「ジャ、無罪放免なのね。」


ふうううん、ジャ、僕は罪猫だったわけかあ?? 

ママコ 「そう、無罪のブロちゃん。でもさあ、彼の怖がってる顔、眼に見えるようなの。ぶふふ。」
パパコ 「チキン・ブロ チキン・ブロ」
チキンとはアメリカ語で「腰抜け」と言う意味。
ママコ 「チキン・ブロ チキン・ブロ」
ママコ  「待ってる時は尻尾は外でまっていて、驚くとと、まずギャッと腰抜かす。そうすると後ろ足は地面と平行になる。それで平行のまま空中を弧をかくようにする。そのときがりっと私の足に突き刺さってしまったのではと思うわけ。つまり、腰抜かして逃げたのよ。」
パパコ 「いかんなあ、それは。敵には向かっていかないと。」

ふうううん、ジャ、僕は腰抜けなわけね。。。


僕は噛んだと思うよ。だって血の味したモン。


でも、内緒にしておこう。怖がらせると猫缶もらえないかもしれないし。。ニームで買ってくれたのは3ユーロぐらいで凄く美味いんだ。血の味しってるだけじゃないよ。僕はグルメ。


それにしてもチキン・ブロとはひどいなあ。僕は腰抜けではないんだぞ。かつて3匹の外飼い猫に気合だけで勝った経験もあるぞ。みな、ごめんなすってって逃げちゃったもん。


うちの家族になめられてるのかなあ。。こういう怖い顔いつもしてたほうがいいかな?


こんな寝方してるとなめられるのかもね。


と考えながら こくん こくんと寝てしまった僕でありました。やばい。。また写真撮られる。

jeudi 20 septembre 2012

『鼠と猫』

言っとくけどさ、僕は本当に優しいブロちゃんです。夜遅くまで働くママコを優しく起こしてあげるのも僕だし、
闇にまみれて、夜ベットに入るママコを待ってるのも僕、ブロちゃんです。旦那さんはグーグー寝てるのに僕はだんな様以上じゃないかな?

でも、そうなんです。待ってしまったから不幸は起きた。

僕はご主人様に噛み付いた悪い猫だろうか??って自問してるとこなんです。
でも、デモですよ。。ママコは僕の尻尾踏んじゃったんです。
いつもだったら、尻尾踏まれても噛んだ事ありません。
なぜって、彼女は暗がりで眼が見えないからしたことであって、僕に悪意はないって思っているからです。

今度は悪意だと思った?
そうなの、少しだけ。。ママコは嫉妬したかなと思ったのです。恵美ちゃんと言う友達が来て僕は彼女にべったりで、彼女も僕のこと大好きで日本に連れて行きたいなんていってたとき、ものすごい朝早く帰って行こうとした。だから僕はうんこをいっぱいして、砂もかけないで、帰ってほしくない気持ちをいっぱい伝えてしまった。それでも彼女は帰っていったんだけど、すぐ僕は気持ち切り替えて、ママコと寝たいなあと思ったの。それでママコを暗がりで待っていたら、ママコは僕の尻尾踏んじゃったんです。だから、ママコは『げんきんなやつなんか嫌いだ~』と嫉妬したと僕は一瞬思ったの。わざとだと思ったの。

で噛み返しちゃった。

写真は、説明。その瞬間に写せなかったから。手じゃなくて、足の親指のとこね。噛み方もちょっと違うぞ。正確には爪と平行にがぶっと。いっぱい血の味がした。

でも考えても見てください。この写真のように
恐竜 対 ワニの互角の戦いでしょう。
サイズ的に言って、ママコは恐竜 僕はワニ。
それなのに、恐竜がびっこ2日間。

パパコはさすがワニ・ブロは噛みどころを知ってるってふざけてる。恐竜ママコが、血を出して倒れてるときにまず僕のこと心配して探し出してどこか足が折れてないか確認していたから、血を出してうずくまっていたママコは、パパ コ に凄く怒っていた。愛してないって。

僕は全然大丈夫だったし、、凄く悪いことをしたと思った。ごめんね。。ごめんね、ママコ。ママコ嫉妬なんかしていなかった。ごめんね。。ごめんね、ママコ。ごめんね。。ごめんね、ママコ。愛してるよママコ。

でも恵美ちゃんまた来てねって思ってる。恵美ちゃん大好き。
僕は少し軽すぎだけど、愛らしい猫だと愛してください。お願いします。
写真は、恵美ちゃん作 『鼠と猫』